親族を介護施設に入れる決断をした時の気持ち

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私と母が祖母を介護施設に入れる決断をするにあたり1番悩んだことは、祖母が「家で暮らしたい」と望んでいるにもかかわらず施設に入れなければいけないことでした。

「家で暮らしたい」と望んでいる祖母を介護施設に無理やり入れなければならないので、祖母を見捨てるような感覚が少なからずあり、これまでは「施設に入れる」という決断を下すことができませんでした。

じつはこれまでも、祖母の近所に住んでいる祖母の姉妹からは「施設に入れた方がいいんじゃない?」と言われたことがあります。

私と母もそう思ったことは何度もありましたが、その度に祖母の「家で暮らしたい」という思いと、私達の「まだもう少し家で暮らさせてあげたい」という思いが、「祖母を施設に入れる」という決断をできなくしていました。

ただ、この後、立て続けに起こった「警察沙汰」「ヘルパーさんに断られる」「腕の骨折」という出来事や祖母の現状をみると、「家で暮らす」ということが、どんどん難しくなってきていることを痛感することとなります。

もし祖母を家で暮らさせてあげたいのなら、誰かが常に一緒に住み、目を離さないように見守らなければなりません。
私にそれができるのかと聞かれれば、薄情かもしれませんが、とてもそこまでする自信がありませんでした。
かといって「無理やり施設に入れる」ということにも抵抗があります。

結局、どっちつかずで決断できずにいました。

ただ、今回は答えを先送りにできる状態ではなくどちらかを決めなければなりません。

色々と悩みましたが、私は基本に戻ることにしました。

祖母のために今の自分にできることをする(考える)。

ただそれだけです。

今の自分にできないことがあるならそれを認め(受け入れ)、そこから祖母に対して今、自分のできることを考える。

私や母が祖母をつきっきりで見守ることができないなら、それを認め、そこから最善の方法を考えるしかありません。

私たちが見守ることができないのであれば、それはもう施設に入れるしかないということになります。
例え祖母が嫌がったとしても、祖母に恨まれようとも、私達がかわいそうだと思っても、罪悪感を感じても。

もう覚悟を決めるしかありません。

ただその覚悟というのは、施設に入れること、罪悪感を背負うこと、それに加え、施設に入れた後も、祖母のことを考え行動するという覚悟も含んでいます。

祖母を施設に入れて終わりではなく、そこから自分は何ができるかを考えることが大切だと思いました。

祖母が施設で慣れるまでは、やはり時間がかかると思います。被害妄想もあり、うつ病のような症状もあります。何か心の支えになるものが必要だと思います。

施設で友達ができ、施設の従業員の方が祖母の支えになってくれれば一番ですが、今の祖母の状態を考えると、すぐに慣れるということは難しいと思いますし、不満もたくさん抱えることだと思います。

じゃあ、私にできることは何なのか?

今までは月に2週間ほど祖母の介護に兵庫県から宮崎県に帰っていました。

施設に入れたからといって、施設に任せきりにするのではなく、今まで通り、兵庫県と宮崎県を行き来し、祖母の様子を見に行こうと思いました。

あまり頻繁に顔を出すのも祖母が施設に慣れることの邪魔になるかなとも思いましたが、宮崎に帰っている間は、2日に1回は祖母の好きなお菓子でも持っていき、愚痴でも聞いてあげようと思いました。

母は母で、祖母に強く当たられることが多かったのですが、いざ施設に入れることになるとやっぱりかわいそうだと思う気持ちが強いようで、施設に馴染む邪魔にならないように気をつけつつ、月に1回は宮崎県の祖母に会いに行き何か美味しいものでも作って食べさせてあげようと考えているようでした。

(祖母の1番の楽しみは、美味しいものを食べることなので 笑)

介護する側にとって、何をすればいいのか、何が正しい行動なのかは、介護される人の症状、環境によって様々だと思います。

私達が祖母を施設に入れる選択をしたことが、良いことなのかどうかはわかりません。

ただ、もし良い介護と呼ばれるものがあるとするなら、それは介護する側が自分のできる範囲で介護される人のことを考え行動することだと、私は思っています。
自分のできることを心を込めてすることできれば、その人達にとって、それが最善の介護になりえるんじゃないかと思います。

そしてもう1つ、自分にできないことを認めることも大事なことだと思います。
全てのことを1人ですることは大変難しいことです。
介護というのは1人で全てのことをするのが難しいからこそ、施設があり、デイサービスがあり、ヘルパーさんがいます。

自分に何ができて、何ができないのか?介護される側にとって必要なことは何なのか?こういったことを考えながら介護に向き合うことが、最善の介護に近づける方法なんじゃないのかと感じています

と最後に偉そうなことを書いてしまいましたが(笑)、自分自身に言い聞かせるように書いたようなものなので、これからも自分に何ができて何ができないのかを考え、祖母と向き合って行ければと思います!

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