骨折!!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

祖母が物盗られ妄想(被害妄想)になってから、様々な物が無くなるようになりました。
お金、通帳、保険証、指輪、ネックレス、体温計etc…。

私への印象はまだマシだったのですが、母に対しては泥棒のように感じる時が多くなっていきました。

祖母の頭の中では母に対する2つの感情があるんだと思います。
1つは頼りになる娘。
もう1つは、通帳を隠したりする娘。

祖母は月に1〜2週間を1人で暮らしていました。私や母が戻った後は、やはり不安になるようで、よく電話で「はやく帰ってきて!」と言っていました。

しかし母が祖母の家に手伝いに帰ってから2、3日すると、母に対する悪いイメージ(病院を断ったり通帳を隠したり)をふとしたことで(祖母の体調が良くない時など)思い出してしまいます。
そうなると祖母はスイッチが入ったように怒りだし、どうにもならなくなります。
私の母も祖母がむちゃくちゃなことを言うので、我慢ができずケンカになってしまいます。

そうすると、祖母の中では母に対する悪いイメージがどんどん大きくなり、母が兵庫県に戻る前の日の夜に、必ずタンスや引き出しをゴソゴソするようになりました。

おそらくお金などを隠しているんだと思いますが(母がお金や通帳を持っていってしまうように感じるみたいです)、こちらが声をかけるとまた他の場所に移動させてしまうので、見て見ぬ振りをするようにしていました。

ただ、祖母は自分の隠した場所を忘れる時があるので、そうなるともちろん母がお金などをとったと思い込んでしまいます。

このころは母が祖母の家(宮崎県)から帰ってくると、必ず祖母から「〜盗って帰ったじゃろ!」という電話があります。
こうなると何を言っても無駄なので、次に私が祖母の家に帰る時に見つけてあげるということで落ち着かせるようにしていました。

私が宮崎県の祖母の家に帰って、1番最初にすることが「お金や通帳を探す」という仕事です(笑)

祖母は、いくら私が「お金や通帳をしまう場所は1つの所に決めておき!」と言っても本能的に物を盗られると思って色々な場所へ移動させてしまいます。
自分でも、とめることができない衝動にかられるんだと思います。

その祖母がある時、「通帳をタンスの上に隠したい」という相談をしてきました(笑)
祖母は1つの決まった場所に通帳を置いておくのが心配で、その時々の気分で隠す場所を移動させます。
なので、私は祖母の家に帰るたびに、色々な場所を探さなくてはならないので、大変困っていました。

祖母はレビー小体型認知症からくるパーキンソン病の症状の影響で足が不自由になっていたので、祖母が移動できそうのない所に通帳を隠せば、なくなることはないだろうと思いました。

祖母が提案してきたタンスの上なら祖母は届かないし、手すりを持って歩くのが精一杯の今の祖母にとって、重い椅子をタンスのある部屋まで運ぶことはできないと思いました。

そして私は、祖母に「タンスの上に隠したるから、もう気にしたらあかんで!と言って、タンスの上の段ボールの中に通帳をいれました。
祖母もあ〜、よかった!と安心してくれました。

しかし、私が祖母の家(宮崎県)から兵庫県に帰った数日後に事件はおきます。

ある夜、母に祖母から電話がかかってきました。

祖母:「みっちゃん、背中が痛いよ。

母:「どうしたん?昨日は腰が痛いって言ってたやないの。

祖母:「背中を打ったんよ

母:「どこで打ったの?

祖母:「椅子から落ちて。

母:「えぇ〜!!何で椅子から落ちたの?

祖母:「通帳をとろうとして、椅子から落ちたんよ。

母:「・・・・。(絶句)」

私も初め、この話を聞いた時は信じられませんでした。
あの足の悪い祖母が、どうやって椅子をタンスの下まで運んだのか。

でも、冷静に考えると、あの祖母ならやりかねないと思いました。
祖母は自分の気になることになるとすごい力を発揮する時があります。

例えば、祖母の家の庭には柿の木が植えてあるのですが「今年は柿がなっているかな?」と気になると、その日の昼まで「腰が痛くて、歩けない」と言っていたことも忘れて、1人で庭を歩いて見に行っていた時がありました。

また朝5時頃に起きて、急に庭に出て行き草の中をかき分けて花をとってきたことがありました。
なにしてんの?と聞くと、仏壇に花を供えようと思った。と言うんです。

つまり、気になったことは、せずにはいられなくなるみたいなんです。
そしてその時には、火事場の馬鹿力のように、すごい力をだせるみたいなんです。

よく考えると、あれだけ通帳に執着していたので、今回のようになることは予想できたかもしれません。
これは完全に私のミスで、祖母には申し訳ないことをしたと思っています。

そして電話のあった次の日に母が急いで祖母の家に行くと、すでに祖母は病院に一人で行っており、「背中の骨が折れたから、入院せんといけんと言って、家に着替えをとりに帰っていたところでした。

ここから、また大変なことになっていくのですが、その話は次回させていただきます。

スポンサーリンク

よろしければ、シェアして下さい!

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です