訪問看護の利用について

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訪問看護とは

訪問看護ステーション医療機関から派遣された看護師や保険師などが、疾病・障害を持っている方のために自宅に行き、様々なサポートをしてくれます。

「健康状態の管理」をはじめ、「食事や入浴の介助」「在宅でのリハビリ」「認知症の看護」など、その方の病状によって色々なサービスを受けることができるので、前向きに自宅療養をおこなうことが可能になります。

介護保険医療保険を利用することができるので、経済的にもそれほど心配することなくサービスを受けることができます。

訪問看護を利用するには?

訪問看護などの介護に関する契約は、全てケアマネージャーを通して行うことになります。

(ケアマネージャーについてはこちら)

介護を受ける方の状況に応じて、日にち(週に何日来てもらうか)や時間(1回に何分来てもらうか)を決めることができます。

訪問看護を利用しようと決めた理由

  • 健康状態の管理

    祖母は遠距離介護のため、月に1週間から10日は1人暮らしをしなければなりませんでした。
    1人暮らしの中で、急な体調不良にならないよう、週に2日、血圧や脈拍体温を測定してもらい、健康状態をチェックしてもらいます。

  • 入浴の介助

    祖母はレビー小体型認知症からくるパーキンソン症状のため、足が不自由になっていました。
    1人で入浴中に転倒の危険性もあったため、訪問介護を利用し、看護師さんに入浴の介助をしてもらうことになりました。

  • 薬の管理

    祖母は認知症の影響で、薬の飲みすぎや飲み忘れが多くなっていたので、看護師さんに管理をお願いしました。

  • 精神面のケア

    祖母はレビー小体型認知症になって以来、体の不調から、精神的にも厳しい状態が続いていました。
    うつ病の症状や被害妄想(物盗られ妄想)も徐々に酷くなっていたので、看護師さんに話を聞いてもらったりすることで、少しでも精神面が安定すればという望みもありました。

訪問看護を利用して良かったこと

祖母の認知症が徐々に進んで行く中で、より良い在宅介護のためには、訪問看護は欠かせないものだと思います。

健康面や生活面での安心感は大きく、経済面でも介護保険を利用することで、それほど大きな負担になることはありませんでした。

また緊急時の対応もしていただけることとなり、本人が体調不良などを感じた時に、24時間、連絡することができる体制をとっていただけました。

祖母の認知症は進んではいましたが、電話をかける能力は衰えていなかったので、本人にとっても何かあればすぐに対応してもらえるという安心感はありがたいことでした。

祖母はもちろんのこと、私達、介護する側にとっても、訪問介護を利用する意味は大きかったです。

訪問看護さんを利用することになって1番助かったことは薬の管理です。

訪問看護さんにお願いするまでは、私や母が薬の管理をしていたのですが、祖母は被害妄想が酷くなっていたため、私と母は対応するのに苦労していました。

祖母は少し調子が悪くなると、後先考えず薬をたくさん飲もうとする時があります。

いくら私や母がたくさん飲んではいけないと説明しても理解してくれません。
それどころか、「私のお金で買った薬やからね!」や「お前は薬を飲ませんで、私が早く死ねばいいと思ってるんやろ!」と、どんどんヒートアップしてしまいます。

おそらく祖母は、私や母が医者や看護師ではないので、言っていることがあてにならないと思っているようなんです。
いくら私達が「お医者さんが薬の量をちゃんと守らないといけないと言っていたよ」と言っても、「お前は嘘ばっか言って!」や「そんなこと聞いとらん!」と反発するばかりでした。

しかし看護師さんに薬を管理してもらうようになってからは、渋々ですが(笑)、看護師さんの言うことを聞くようになります。

このように訪問看護を利用することで、祖母もより良い自宅療養ができ、介護する側である私達の負担も軽減することができるので、利用を迷っている方がいらっしゃいましたら、1度ケアマネージャーさんなどに相談してみてはいかがでしょうか?

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